会合が行われている廃寺院
チン・ムヤンが「逃げてください。誰かが来ます!槍剣を持った兵士達です!早く〜!」
ソユンはチョルソクを連れて逃げました。
チン・ムヤンは時間を稼いでる間に逃げなさいと言いますが、躊躇うスングッたち、、
そこへ、都提調の矢がチェ・ウォンシクに当たります。

スングッはチェ・ウォンシクを連れて逃げます。
チン・ムヤンとチョ・ソンドゥの二人で戦います。
華陽の祠堂を偵察するチルとチャジャ
警備兵に見つかりそうになり、屋根へ上がり、隠れます

キム・ジャソンの家の物置
チン・ムヤンとチョ・ソンドゥが捕まっています。
キム・ジャソン「史草と元孫!!何処にある?!」
チョ・ソンドゥ「全部、認めるんですね?史草に記録された真実と、元孫の存在を全部認めるのか!!」
キム・ジャソン「元孫と史草のあるところを教えたら、お前の命だけは助けてやる!
そして、お前の父、母、妻、弟の命も助けてやる。
耐えればお前だけでなく、家族を惨殺する事になるだろう。どうする?言うか?」
チョ・ソンドゥ「反正を謀った者が、自分の命と家門の運命をかけてないとでも?・・辱めずに早く殺せ!
お前らは百年、千年歴史の嘲弄と指弾を受けるだろう!」

秘密倉庫
チルとチャジャが祠堂の見取り図を描きながら、作戦を練っていると、
血だらけのチェ・ウォンシクを抱えたスングッが入ってきます。

スングッ「都提調が指揮していたが、義禁府の兵ではなかった・・・」
チル「領議政の兵だな。稲妻のアイツもいたんですか?」
スングッ「稲妻のヤツはいなかったし、領議政の私兵でもなかったようだ。」
チャジャ「どうするんです?情報が漏れたんですか」
スングッ「尾行があったようだ」
チル「他の人は?ソユンさんは?チョルソクは?」
スングッ「ソユンさんも元孫も安全です。ほとんどの人は逃げられたんだが、、、しかし…」
チャジャ「しかし、何ですか?」
チェ・ウォンシク「助けなければ、、、ムヤン居士とチョ・ソンドゥ・・・」
チル「!!師匠とチョ・ソンドゥ殿が捕まったんですか?」
スングッ「その二人が、私たちが脱出する間、時間を稼いでくれたんです。」
チル「それで!」
スングッ「生死は、、分からない。」
キム・ジャソンはチン・ムヤンを別の場所に移し、フクサンに知られる事のないようにしろとソン執事に命じます。

手下「今日都提調大監の兵たちが、反正を謀る者の会合場所を攻撃したようです」
フクサン「反正?反正だって・・・」
手下「詳しい事は分かりませんが、ただ、謀反者たちの大部分は逃げて、二人だけ捕まったようです」
フクサン「反正の謀反者を捕まえるのに、都提調大監の兵を使うんだ?
それに、謀反者が捕まれば、当然義禁府で取り調べるのに、何の連絡もなかった!」
手下「領議政殿の命令だったそうです。ところが大将(フクサン)や私どもには何の話もなくて…それも変です」
フクサン「捕まったものが誰なのか、また、何処にいるのか調べなさい。」
秘密倉庫では、捕まった二人をどうするか話し合っています。
ソユン「こちらを探り出そうと過酷な審問をするでしょう」
スングッ「チョ・ソンドゥとムヤン居士は決してしゃべらないだろう・・・それがもっと心配なんだ」
チル「先ずはどうする事も出来ない状況だから、こちらを留守にしておく方がいいでしょう。
義禁府はどうだった?」
ヨンドゥ「義禁府にはいないです。事件自体がなかったようで・・・」
ソユン「キム・ジャソンがたくらんだ事でしょう。明らかにその者の仕業です。
義禁府でも正式軍でもない。そんな兵を誰が動員できるというんですか?」
スングッ「キム・ジャソンが背後にいることは明らかだが、、、稲妻のアイツはいなかったんだ…」

ソユン「羅将殿・・」
チル「お嬢さん、少し、出かけてきます」
ソユン「どうしても、行かなければいけませんか?危なくないですか?」
チル「私が何処に行こうとしているのかご存知なんですか?」
ソユン「その者の所へ行くのではないですか・・?フクサン、、です」
チル「どうして、わかったんですか・・」
ソユン「漢陽に帰って来てから、羅将殿がいつその者を訪ねるか心配でした」
チル「また、刀を交わらせるかもしれなくて、お互いを殺さなければならない状況になるかもしれないが…
一度は会わなければなりません」
ソユン「多分、その者も、自分のお父さんが捕まっている事は知らないでしょう」
チル「私が無倫堂のチルということも確信できないでいるでしょう。すべてを教えて、選択させるつもりです」
フクサンの部屋

チル「お前と刀を交えに来たんではない。ひどく絡まりあった俺たちの縁を解きに来たんだ」

チル「無・倫、、」
フクサン「私がソユンさんに縛ってやったものだ。返しにきたのか?」
チル「返す?ん、、正確ではないな。これは元々俺の物だから、、」
フクサン「何の話だ、、」

チル「元々お前の物だっただろ、、」
フクサン「お前は、やはり、無倫堂のチルだったんだな、、」
チル「そうだ、俺が無倫堂のカン・チルで、義禁府のチェ・チルで、お前が助けてくれた義兄弟だ…」
フクサン「本当に、ひどく絡まりあった運命だな・・・」
キム・ジャソンの家の離れ

キム・ジャソン「なんとひどく絡まった運命か!
カン・サナの奴婢が!無倫堂を裏切って、カン・サナを殺した奴婢が!
無倫堂で逆賊を集めただと?そうして、お前の罪を洗い流そうというのか?
それとも、背信行為を無かった事にしようとでもいうのか!」
チン・ムヤン「罪を洗い流す為ではなく!お前を殺す為だ!
私を欺いて!私を裏切るようにしたお前を!」
キム・ジャソン「醜いな、、騙されたのも、裏切ったのも結局お前だ!息子の面倒を見られないのも、お前だ」
チン・ムヤン「フクサンをどうしたんだ!フクサンをどう騙して、お前の犬にしたんだ!」
キム・ジャソン「罪責感、、お前が感じる罪責感、、罪の無い数百人を殺したという罪責感、、
それをそっくりそのまま、フクサンに抱かせたのだ
そして、私の為に命を捧げるようにした。
お前のように、優れた武芸を持っていたし、お前のように罪責感に身を震わせる子だ」
チン・ムヤン「殺してやる!私がお前を!どうにかして、殺してやる!」
「どうやって?」と嘲笑うキム・ジャソン
再びフクサンの部屋
チル「師匠は、お前のお父さんは…お前のお婆さんとお母さんを助ける為に背信行為をしたんだ」
フクサン「アイツがお前にそう言ったのか?無倫堂が攻撃される前に、祖母と母は死んでいた。
父が逃げた奴婢になると、その一家も死ぬんだ。お前も、アイツに騙されたんだな・・・」
チル「騙されたんだろうが、それは師匠が騙したんじゃない。
師匠は家族が既に殺されている事を知らなかった。キム・ジャソンはお前の一家をすべて殺して、
まだ死んで無い振りをして、お前のお父さんを騙したんだ。
そして、お前のお父さんの目を見えなくして、お前を騙し、育てて・・・」
キム・ジャソン「いずれにしろ、お前はあの時も今も、私にとってとても有用なヤツだ。必要な時に現れて、
20年前のあの時と全く同じだな。私はお前が必要で、お前は私に弱みを握られている。」
チン・ムヤン「何の事だ!!」
キム・ジャソン「少し前から、フクサンがおかしい。お前が生きているのを見て、すべての疑問が解けた。
しかし、一方で、別の考えが浮かんだ。
おまえが生きている事をフクサンは知ってる。しかし、お前を殺せない。
これが、何を意味するか分かるか?お前がまだフクサンにとって父親だという事実だ・・・
あの時も今も、生かしたい父。死ぬのを放っておけない父!」

また、嘲笑うキム・ジャソンと、舌を噛んで自殺しようとするチン・ムヤン。
キム・ジャソンは驚いて、慌てて、猿轡をかませます。
フクサン「アイツがお前の父親を殺した…何故、復讐しないんだ?」
チル「殺そうとしたさ…しかし、急に思い出したんだ。
師匠は俺の父の仇だが、俺とウヨンを助けてくれた者の父親だ…
お前は幼い時、俺とウヨンを助けてくれて、自分の命のように思うソユンさんも助けてくれた・・・
これからは、お前の父親を助けろ・・・」
フクサン「それは、どういうことだ?」
チル「師匠がキム・ジャソンに捕まったんだ!お前が助けろ!
俺は一回助けてあげた。もう、俺は助けない。
だから、お前が助けなければ誰も助けない!誰も守ってくれないんだ!」

チル「お前のだ。俺らはもう無倫堂以前に戻ろう・・・
師匠とチョ・ソンドゥ殿を助けて、堂山の木の下へ来い。来たら、また、交換する事も出来るだろう…」
フクサン「私がアイツを助けなかったら?」
チル「兄妹でもない俺達は、ただ、お互いを傷つけるだけだろう…」


チル「それにしても、憎くても可愛くても父親なのに、、アイツとは何だ、アイツとは?」
手下から、捕まっていた謀反者がキム・ジャソンの家の物置から都提調の離れ座敷に移ったと聞き、
離れ座敷を取り囲ませ、フクサンは中へ入っていきます。
入ってみると、キム・ジャソンしかいません。
キム・ジャソン「来たのか?チン・ムヤンに会ったんだって?どこまで聞いたんだ?すべて聞いたか?
私がお前の母親と婆さんを殺すと脅かして、父親が裏切るようにした事は聞いたか?
その後、母親と婆さんを殺したんだ。父親も殺したが、アイツはしぶとい。
おまえの為に、急いで確認しなければいけなかったのに・・・」

フクサン「どこにいますか?私の父、、父だけ渡してくれたら、このまま退きます。」
キム・ジャソン「無理な話、、私もまた、背信者だ。人を信じられない。
そのまま退くというお前の話をどうして信じる?
もっと重要な事は、私にはお前が必要だ。私がお前をなぜ育てたか、、
お前が今持っている武術と威厳、、お前一人の力になったと思うのか?
お前にそういう恨(ハン)を与えず、そうできると思うのか?」
刀を振り上げるフクサン…
キム・ジャソン「殺しなさい!お前の手で殺す事が出来る。その代わり、そうすれば、お前の父も死ぬ。
それで、お前は自由になる。一生自責の念で生きる父と、一生その自責を利用した父、、
二人の父をお前の手で取り除けば、お前は自由になる!
お前が楽になるなら、私はそれを受け入れよう。
それは出来ないだろう、、私に従いなさい!そうすれば父親を助ける事が出来る。選びなさい!
私を殺して父を殺し、お前は自由の道を選ぶか、、
私を助けて父を助け、お前はまた縛られる道を選ぶか、、」
フクサンの刀は宙を斬り、結局、キム・ジャソンの前にひざまづく、、
キム・ジャソン「二度とこんな反旗は許さない。
また私の命令無しには、手下たちの兵力も使ってはいけない。
どんなちょっとした動きでも、お前の父は死ぬ。」
木の下でフクサンを待つチル、、しかし、フクサンは来ません。
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チルあぼじもチョルソクが元孫だと知ります。
義禁府でキム・ジャソンがフクサンに話をしています。
フクサンの今までの事は不問にするから、史草と元孫を必ず手に入れ、この仕事を仕上げるようにと…
ここへ都提調が入って来て、謀反者を捕らえた事を仁祖にはどうするか?と聞きますが、
まだ、言わないでおくことにします。
しかし、仁祖の耳に入りました。
>フクサンの仕業だな…チョ・ソンドゥは義禁府の密取調室に入れられ、拷問され続けています。
キム・ジャソンが審問をしていると、仁祖が入って来ます。
チョ・ソンドゥは仁祖を睨みながらこう言います。
「私を生かしておいても、お前たちは得る事は無い、、私を殺しても、私の同志たちは失うものは無い。
綱常の道にかこつけて、王座を奪取し、綱常の罪で今までその座を守ってきたが、
結局、その綱常の道によって死ぬでしょう。
もう、手遅れです。真実は明かされた!朝鮮のすべての民が反旗を揚げるでしょう!!
お前らに残っているものは、汚い偽りと、死んでも洗い流す事が出来ない罪悪だけだ!
私たちには真実を明らかにする史草と元孫がいる、、、
必ず、新しい世の中を…元孫媽媽が、、新しい、朝鮮を、作るだろう…」

絶命するチョ・ソンドゥ、、、
元孫が生きていた事実に驚愕する仁祖
秘密倉庫

スングッとチェ・ウォンシクが反正をはかるかどうするか迷っていると、
チルは「今中断すれば皆殺しです。私たちの動きは捕捉されたし、
これから彼らは私たちを捕まえる為に血眼になるでしょう。
また、華陽での明皇帝の祭祀まで、七日ある!」
チェ・ウォンシク「しかし、チョ・ソンドゥとムヤン居士が捕まった状況で…」
チル「そんな状況を士大夫たちは見て行ったんです。今ここで折れれば皆、散らばります。
どちらにしろ、チョルソクは旦那たちが動く通りに動こうとするはずです。
だから、私もそうしなければなりません!やりますか?やめますか?」
スングッ「散らばれば、また集める事は易しくないでしょう。やりましょう!」
皆、頷く、、
宮
仁祖は、死んだ者の妄言とも思えず、苦しんでいます。
明皇帝の祭祀の準備をしに華陽の祠堂に行こうとしますが、
キム・ジャソンに宮を離れない方がいいと言われます。

秘密倉庫
スングッ「反正の歴史を顧みれば、大きくわけて、三つの方法がある。大急手、小急手、平地手」
チャジャ「それは何ですか?」
スングッ「平地手は、先王の遺言を操作するとか、陰謀を言いふらして追い出す事!」
チェ・ウォンシク「小急手は、薬で秘密裏に殺害し、偽りで覆うのです。」
スングッ「これは、名分も道徳性も無い者が権力を持とうとする時に使うほうほうです。
今の王が息子である昭顯世子を殺害した方法です。」
チル「それならば、我々の方法は大急手です!
間違いなく王を殺して、国中に後悔する事だろ?王が名分も失って、人倫も破って、破倫を犯した時
民心で新しい空を開く方法だろう!」
スングッ「そうです。これが、私たちが行くべき道です!」
ソユン「はい、それだけが、昭顯世子の悔しさを明らかにする方法です」
宮

仁祖「もし、宮にいてやられたら、どうする?」
キム・ジャソン「そんなことは絶対にありません」
仁祖「絶対に無い?領相はどんな理由でその言葉を繰り返すんだ!
史草も絶対にあるわけが無い!元孫も絶対に生きてるわけが無い!
絶対に起こってはいけないことが起こっているのに、私だけ知らなかった!」
キム・ジャソン「確かではありません。民心を先導する為に、彼らが作り出した事です!」
仁祖「小さな火種でも、簡単に揺れるのが民心だ、、
今すぐ、護衛庁と義禁府を動員して宮内外の警備を強化しなさい!
それでも、宮にはいられない。私は明皇帝の祭禮の時、華陽へ行く!」
秘密倉庫
チル「場所は華陽の明の祠堂」
スングッ「大急手で…華陽で、王を暗殺する」と言い、殺生簿を取り出す。

チェ・ウォンシク「領議政キム・ジャソン、都提調パク・ミョンウォン、御醫イ・ヒョンイク・・・」
スングッ「王を取り除く為には、その側近達も一緒に消さなければならない」
チャジャ「そうです!昭顯世子の両腕の護衛武士を皆殺しにしたように!」
チル「いいでしょう。それなら、二つの仕事を同時に進行する為に、役目を分けましょう・・・」
スングッは宮に勤める官職に、王の祭祀について詳しく報告してくれるように頼みます。

チルは兵士達に領議政たちの家の見取り図を見せながら、潜入動線を確認します。

義禁府も警備を強化します。

フクサンは何か別の事を考えているような表情、、、

チャジャ「ひょんが反正を準備した人みたいです。どうしてそんなに両班の事情に隅々まで詳しい?」
チル「羅将生活10年を超えた」
チャジャ「だから?」
チル「この両班宅は何かあれば護衛に行って、あの両班宅は食べるものも無いとか?
両班たちの犬で、そんな風に生きてきたから、
知らないうちに家々の事情を隅々まですべて知る事になったんだ」
チャジャ「じゃあ、犬が主人を噛むのか?」
チル「明日だ」
チャジャ「うん」
チル「帰って、ゆっくり寝て…」
チャジャ「ひょんも…」

あぼじは謀反を起こしに行くチルに、
「父、母、お婆さん皆殺して謀反を起こしに行くか、それとも諦めて、暮らすか、、
実父が謀反の罪にまきこまれて、死んだからって、代々逆賊になるつもりか?
血は争えないというが、俺が俗物に育てたのに、終わりだな…バカもん!!」と言い、

最後に、、
「チル…一番前には立たず、一番後ろにも立たず、真ん中にも立たず・・・」
チル「端に立ってて、’あれ、ここで謀反をしてるのか?’だろ・・・」

四人で食事しながら、何も知らないおもにとはるもに、、心配そうに見つめるあぼじ・・・
ソユンとチョルソクが隠れている家に入ってくるチル

チョルソクにちょっかいを出して「明日からは媽媽と呼ばなければならないからな」と、、、

秘密倉庫
スングッが頼んでいた宮の官職が入って来て、今日、王が宮を出ることを確認します。
鐘突堂で最初の音がするときから、28番目の鐘の音までにすべてを終わらせましょう。
漢陽と華陽の祠堂で同時に!
四人、お互いに手を取り合う・・・

王のお輿が宮を出る。


チル「ウヨン!俺達が見えるか?
あぼじ・・私がみえますか?
どうか、一度だけ・・一度だけ手伝ってください。
どうか、一度だけ手伝ってくれ!」
華陽の祠堂
大禮服を着た仁祖が祠堂の前に立っています。
祭壇前まで進み出て、祭祀を執り行う仁祖。
漢陽ではチェ・ウォンシクが中心となり、領議政たちの屋敷を攻める準備をします。
各屋敷に忍び込みます。
チルたちは任祖の目の前の祭壇の中に隠れて息を潜めています。
鐘の音を合図に、、、

王を斬った刺客たち・・・

19話へつづく・・・
>長いし、写真は多いし、、、どれも重要シーンに思えて…