義禁府は何の成果も無しに無倫堂を後にします。
フクサンは呆然としています。
これを見ていた人がいました。キム・ジャソンのソン執事です。

しかし、その執事を見張るフクサンの手下達もいました。
義禁府の討伐から逃れたチルたち

これから何処へ行けばいいのか?
チルは「漢陽(ハニャン:今のソウル)へ行きましょう。一番安全なところは漢陽です。」
みんなは不思議がるのに…
スングッ「チルが正しい。大きいところに紛れた方がいいでしょう。」
チル「ソユンさんとチョルソクは、騒動の中、漢陽を出たから、漢陽にいるとは誰も思わないでしょう。」
チェ・ウォンシク「私たちも次の仕事をしようとすれば、漢陽に行かなければなりません。」
宮
仁祖は無倫堂を討伐できなかった事に怒っています。
今すぐ、何とかするように命令します。

キム・ジャソンは仲間を集めるように都提調に命じます。
ソン執事はキム・ジャソンにフクサンが盲人を一人助けた事を報告します。
キム・ジャソンはそれが誰なのかわかりません。
チン・ムヤンは昔、無倫堂を討伐した時に、刀で目を斬り、矢も当たって死んだと思っているからです。

まさか、生きているはずが無いと、、、
フクサンの手下はフクサンにソン執事が無倫堂でのすべてを見ていたと報告します。
チルは十日ぶりに家に戻ってきました。

突然の事で驚く家族、、
チルは「十日で戻るといったじゃないか〜!」と、何事も無かったかのように言います。
悪態はついても、ホントにチルのことを心配していた家族は、チルが戻って事を喜んでいます。
’沙悟浄’羅将もチルを心配していました。
戻ってきたチルに「どうやって来たんだ?」
チル「歩いて!十日で戻ると言ったじゃないか〜俺が嘘ついたことあるか?」
羅将たち「うん、いっぱいあるよ!」
チル「俺がいない間変わりなかったか?」
羅将たち「新任の都事がいらっしゃった・・・領議政の息子、、、」
チル「何?領議政の息子だって?」
領議政キム・ジャソンの家
たくさんの両班が集まっています。
キム・ジャソン「あの史草が問題なんだ。
その史草を昭顯世子の側近だったチェ・ウォンシクとチョ・ソンドゥが持っているようだ。
もっと問題は、、」と言いかけた時、仁祖が入ってきます。
仁祖「ミン・スングッだろう!ミン・スングッが動けば成均館が動き、成均館が動けば朝鮮の儒生たちが動くのだ!儒生たちが動けば!!!!!
十日やるから、史草を探し出して、そいつらの首を持って来い。出来ないなら、お前らの首を出しなさい。」

刺客団の秘密倉庫
チョ・ソンドゥ「やっぱり、史草がなければなりません。」
チェ・ウォンシク「元孫がいらっしゃっても、その史草には昭顯世子の死を明らかにしてくれる唯一の証拠だ」
スングッ「その問題は私が責任を取ります。」
ソユンはチン・ムヤンにフクサンに会わせてくれと頼みます。
しかし、ソユンは領議政の家だから、ダメだといいます。
外に出たチルとソユン
ソユン「済州島でチョルソクと私を生かしてくれた者が、あの者です。」
チル「本当に複雑な縁だな。一体どういうことなんですか?」
ソユン「チョルソクを守ろうとした私の姿で、誰かを守ろうと命をかけた羅将殿のお父様を思い出したと聞きました。」
チル「私がどんなにお嬢さんを守ろうとしてもままならないのに、死んだ父がお嬢さんを守ってくれたんですね」
ソユン「これからは、羅将殿が私を守ってください。これまで、申し訳なくて、とても申し訳なくて…
到底、羅将殿の気持ちを受け入れる事が出来ませんでした。
ひたすら、チョルソクを守る事で、私を支えてきました。羅将殿のようにです。
だけど、もう、羅将殿に対する申し訳ない気持ちは捨てようと思います。
申し訳なさをありがたさに代えます。私とチョルソクを守ってください。
もう、すべてを受け取ります。私を守ってください。
もう、何も考えないで、私とチョルソクを守ってください。」


チル「取引をしましょう。史草を渡すから、チョルソクとソユンさんを忘れてください。
これ以上の妥協は無い。これが私に出来る最大限です。」
スングッ「取引だと?何を言ってるんだ!」
チル「するならする、、しないなら私は知らない!時間がありません。早く決めてください!」

ぬけぬけと自分の目の前に現れたスングッに腹立たしい仁祖ですが、隠密に処理しないといけないと言われ、我慢します。
キム・ジャソンはソン執事の報告で、ソユンが済州島から連れて帰ってきた子供がいる事を知ります。

戊寅会の者たちを集めて、話をしています。
史草の事ではなく、元孫が生きている事を皆に知らせます。
戊寅会の者が尾行されていて、チルとチャジャが捕まえます。
スングッ「史草を渡してください。」
チル「取引に応じるという事ですね?」
スングッ「私が大義を前に取引をするなど、ありえない事!ただ、三つだけ頼みがある。
まず、史草を渡してください。
そして、元孫を頼みます。チルの言う通りです。われらはとても難しい事をしようとしている。
このことが完璧に成功するまで、元孫を守ってください。」
チル「結局、私を連れて行こうというんですか?元孫の護衛任務で?」
スングッ「違う。チルは今度の仕事に少しも関わってはいけない。3つ目の頼みをしなければならないから」
チル「3つ目?それは何です?」
スングッ「私たちが失敗したら、、私たちが皆死んだら…消えてください。
ソユンさんと元孫と一緒に、永遠に、誰にも分からない場所へ行き、幸せに暮らしてください。
私は取引はしない。頼みがあるだけ…聞いてくれるか?」
チル「いいでしょう。」

チル「本当に焼いてしまわなければならないのに…いい事なのかどうかも分からなくて…
これで、ミンひょんが死ぬかもしれないのに…」
スングッ「学識者でも武士でも死ぬにふさわしい時に、死なないと…」
チル「どうか、うまく・・・」

チョルソクは自分が元孫だということを知っていました。
ソユンがチルたちに話したとき、寝ていると思ったら、起きて聞いていたのです。
史草を持っていったのはヨンドゥです。
何か重要な物である事はわかるのですが、文字が難しくて読めません。
そこで、解読します。

戊寅会の中にスパイがいました。
キム・ジャソンに元孫が生きている事を教えます。
うろたえるキム・ジャソン・・・・
ヨンドゥは解読を終え、チョルソクに促されて、読み上げます。

チョルソクは「昭顯世子」の言葉に驚きます・・・
史草が何処にいったのかわからないチル・・・
17話につづく・・・